有限会社旭清掃社:熊本県

害虫駆除

食品取扱施設における正しい害虫防除とは

今、求められる衛生害虫管理システム担当者の意識改革、そしてどこまで認識すべきか

食の安全という事が、数年前より問題となっています。クリントン前米大統領は「食の安全は農場から家庭のテーブルまで保障されなけばならない」と高らかに宣言しました。しかし、食材の履歴に神経質になるだけでは「食の安全」は確保できません。 例えば、厨房や食品加工場の衛生状態が悪く、ゴキブリやネズミが徘徊していたらどうでしょうか?また、衛生的な知識は充分でも、正しい防除技術や、薬剤の知識がなく誤った常識に捉らわれ、あたり構わず散布し、それが食材や食器、機材を汚染していたとしていたら、大変なことです。 「食の安全」を考える時、正しい害虫防除技術は必要不可欠なものです。私たちは従来から言われるPCO(ペスト・コントロール・オペレーター)からさらに一歩前進させ、P・M・P(ペスト・マネージメント・プロフェッショナル)を目指します。

知恵ある害虫防除の基本はI・P・M(総合防除)です
I・P・M=integrated Pest Manegement (インテグレーテッド・ペスト・マネージメント)
【様々な手段を統合して害虫の侵入、発生、生息を許容範囲内にコントロールする】

I・P・Mの進め方
STEP① 特定した場所における害虫の生息密度を把握する。
STEP② 短期的管理手法により害虫の生息密度を下げる。
STEP③ 長期的管理手法荷基づき害虫の再侵入する要因を低減、又は除去する。
※実行用件=全ての面での安全性を確保し、なおかつ費用対効果に優れている事。

I・P・Mの構成要因
●清掃の徹底
●廃棄物の処理
●建物の保守管理
●必要に応じた適材適所での薬剤類の使用
ユーザー(オーナー)への改善提案

従来の駆除法とI・P・M防除法
従来の駆除法
問題が起きてから作業
単なる殺虫作業
月1回といった定期作業
薬剤による無差別散布
薬剤の撒き屋
散布したときは減少するがまた元に戻る
従来の駆除
IPM防除法
未然に問題を防ぐ
オーナー運営者PMP連携しての防除
状況判断しての作業
最小限の薬剤散布
高度な専門技術者
絶対数を許容範囲に留める
IPM防除法
弊社の衛生害虫防除システムは
●施行は年1回
●施行前の養生、後の洗浄など不要の手間いらず
●病室では患者さんは寝たままで結構
●定期的な点検によるモニタリング
●契約期間内は責任施行
(問題があれば追加料金なしに何回でも施行)
●ゴキブリが発生しない環境を作り上げる
●低毒性の薬剤を使用
●使用量も従来のやり方に比べ、1/5 ~ 1/10
●仕事環境及び地球規模の環境を考慮した施行法
衛生害虫管理フローチャート 衛生害虫管理フローチャート
異物混入事故で最も多いのは「虫」異物の種類
2000/11/1 国民生活センター
異物の種類 件数(%)
(単に)虫 1124(29.4)
金属類 279(7.3)
253(6.6)
針・針金・つり針・釘 250(6.5)
プラスチック・ゴム 204(5.3)
ガラス片 149(3.9)
石・砂 116(3.0)
紙・糸・布 82(2.1)
異物の種類 件数(%)
ビニール 76(2.0)
木片 56(1.5)
刃物 47(1.2)
ホチキスの針 37(1.0)
ネズミのフン・毛など 31(0.8)
その他 580(15.2)
不明 537(14.1)
合計=3,821(100.0)
<事故事例>

※ケーキに虫
ロールケーキを娘が一口食べて吐き出したので見たところ、ゴキブリのような虫が出てきた。クリームに中に入っていたようで、娘は気分が悪くなった。

※米にゴキブリ
自動販売機で袋入りの米を買ったら、中にゴキブリの死骸が入っていた。

※牛乳に細菌
低脂肪牛乳を購入し、その日のうちに飲んだところ、下痢や嘔吐を繰り返した。
夕方、テレビのニュースで食中毒事件を知った。

混入事故は信用の失墜だけでなく、PL訴訟の対象になり、単なるクレーム処理では済まなくなりつつある。PL法においては「精神的被害」にまで、被害範囲が拡大され、「不快である」というだけで訴訟の対象になります。
害虫管理と厨房の衛生・安全とは密接不可分
従来の「増えたから駆除する」という、単なる「殺虫業務の委託」のみではリスクを回避することは不可能です。 単に「駆除する」というだけでなく、I・P・Mにより本当の意味で「管理する」という考え方が求められています。
害虫防除 アラカルト
ネズミ ネズミによる経済的な被害は、ただ単に不快であるといだけでなく、その「食害」により多大なものとなります。ネズミ対人間の戦いは、古今東西、続いている現状です。弊社では、ネズミの生態を充分に研究し、「駆除」と「防除」を同時に行うことにより、少薬剤ながらも、効果の高い施工を可能としました。
ノミ・ダニ ノミによる被害は近年減ってきましたが、ダニによる被害は反対に増加傾向にあります。住環境が高気密化されたことが最大の原因ですが、被害は刺害だけでなく、アトピー、ぜんそく、ハウスダストの発生源となります。生息の状況調査から、防除まで一貫した施工を行います
ハエ・蚊 ハエ、蚊、ユスリカ等の害虫防除は、発生源対策が不可欠になります。発生源対策から侵入防止、侵入後の対策までトータルにご提案します。
クモ 建物の美観を損ねるだけでなく、非常に不快なクモですが意外とその生態は知られていません。その防除にはクモが営巣するメカニズムが重要になります。年3~4回の防除施工でクモをシャットアウトします。
ハト、カラス 一般住宅から、マンション、ビルでフン害でお困りのところは多いと思います。ハトの糞には健康を害する危険な細菌が繁殖しています。また営巣はダニを代表に害虫の巣窟です。早期の対策がその防除成果に大きく寄与します。「最近ハトが良く来るなぁ」と思われたら迷わずご相談下さい。
その他の害虫 アリ、ムカデ、シロアリ等など・・・お気軽にご相談下さい。
ゴキブリ防除施工【料金の目安】
摘要 仕様 単価(円) 備考
一般家庭の場合 1回のみの工事 15,000より 施工場所:台所、トイレ、洗面等
飲食店の厨房 1回のみの工事 30,000より 50 m2程度
飲食店の厨房 年間での管理 70,000より 50 m2程度
※金額はあくまで、目安ですので、状況、施工時間、移動距離などにより変動します。
※ネズミ防除、ダニ駆除、ハト防除、クモ防除などは、現場調査の上見積りいたします。
※害虫・害獣全般についてご相談下さい。
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